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「ギブス」は、日本のシンガーソングライター・椎名林檎による楽曲。2000年1月26日に東芝EMI(当時)より発売された5枚目のシングルの表題曲として発表された。 == 概要 == 初回生産盤は同時発売シングル『罪と罰』との連動企画で、同封の応募券2枚で応募すると抽選で「椎名林檎特製リストバンド」が貰える抽選応募券封入。また、ピクチャーレーベル仕様で輪切りの青林檎が印刷されており、このCDを通称「青林檎盤」という。 本作は椎名にとって初のバラードシングルで、セカンドアルバム『勝訴ストリップ』からの先行シングルである。当初は1999年4月に発売する予定だったが、その頃椎名が体調を崩しプロモーションが出来なかったため発売が見送られた。その後10月に発売する予定だったものの、椎名の意図により先に『本能』を発売する事になった。そして2000年に入り『罪と罰』と同時発売する事が決定した。当初は個別で発売予定だったがレコード会社側の都合により、2枚同時発売になったという。オリコンチャートでは初登場3位、初動は40万枚を突破した。最終的には100万枚以上を売り上げ、『本能』に次ぐ2番目のヒット曲となっている。 表題曲「ギブス」は椎名がデビュー前に制作した楽曲で、当時交際していた男性への思いを綴った歌である。歌詞にアメリカのバンド「ニルヴァーナ」の亡きボーカルのカート・コバーンとその妻のコートニー・ラヴが出てくるが、ただ単に当時交際していた男性がニルヴァーナが好きだっただけで歌詞に登場させたので、椎名は特別にニルヴァーナが好きではないとインタビューで語っている。後半の歌詞に「また4月~」というフレーズが出てくるが偶然にもカート・コバーンの亡くなった月が4月だったため、インタビュアーに「4月と知っていて意図的に書いたのか?」と聞かれ椎名は困惑した。 ジャケットとミュージック・ビデオで椎名が着ているピンクのワンピースは、椎名が実際に渋谷109で購入した私服。またミュージック・ビデオに出演しているバックバンドは、学園祭ツアー「学舎エクスタシー」のバックバンドを務めシングル集『絶頂集』に参加しているバンド「天才プレパラート」と、キーボーディストの皆川真人である(「ギブス」でテレビ出演した際もこのメンバーで演奏)。 2002年にTBS系列で放送した特別番組「クリスマスの約束」で、メイン・パーソナリティーであるシンガーソングライターの小田和正によってカバーされ放送された(ただし1番のみ)。ちなみに編曲を担当した亀田誠治はこの曲を大層気に入っており、自分の亡き後の葬儀の際はBGMに「ギブス」を使用してくれと語ったことがある。 本作と同時発売のシングル『罪と罰』はともに収録曲が「表題作(タイトルが3文字)」→「カバー曲」→「英語詞の曲」というシンメトリーの構成になっている。また本作と『罪と罰』に収録されている「君ノ瞳ニ恋シテル」を最後に、シングルにカバー曲が収録されることは無くなった。 骨折等の治療時に整形外科で用いる医療用外固定材料はギプス(Gips:オランダ語で石膏の意)であり、ギブスは訛りである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギブス (曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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